愛情が人を強くする(パラリンピックのカッピング)

東京パラリンピックが終わりましたが、

一番印象に残っているのが、

選手たちの輝く笑顔です。

 

パラリンピックの出場選手たちは、

生まれつきだったり、

突然の事故だったり、

不条理を乗り越えてきた人たちですね。

 

与えられた過酷な運命を、自分の力で乗り越えてきたという誇りが、

あの笑顔や姿勢に現れているのでしょう。

 

そんな中、競泳で金・銀・銅の5種類のメダルをとった

鈴木孝幸選手の背中にカッピング痕がありました。

 

 

生まれつき四肢欠損という障がいがあり、

左手は親指・薬指がなく、右手は肘から先がなく、

両足は太ももまでしかない。

 

そんな彼は、2歳のときに、両親から育児放棄され、

おばあさんが女手ひとつで、育てられたそうです。

https://www.karma-official.com/trend/suzukitakayuki-grandma/

 

ドキュメンタリー番組での彼女の写真を見て、

おもわず、涙がこぼれそうになりました。

 

 

どれほどの愛情と強さでここまで育てられたかと、

その過程の過酷さが想像されます。

 

水泳を勧めたのも彼女だそうで、

もしかして、カッピングも彼女がしてあげていたのかも。。。

 

孝幸選手が、強く賢く幸せに生きるためには、

何でもしてあげたのでしょう。

 

まさに命がけで育てたのではないかと思います。

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